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こぐまの東北生活
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岩手 花巻市石鳥谷 よろくやの巨大木綿豆腐
花巻に、地元民でも知る人ぞ知るという、お豆腐屋があります。
その名は「よろくや」。


お豆腐大好きな私に、地元っ子の彼が教えてくれたのですが、最初はお豆腐屋というよりは、コンビニができる前にどこの街にもあった「よろず屋さん」みたいな店構えに「本当にここに豆腐があるのか?」と半信半疑ならぬ、ゼロ信全疑でお店にはいりました。

レジにお店のおじいさんと、お客らしきおばあさんが、町内会の会費の計算をめぐって大口論中。
しばらく店の中でひとりで立って、きょろきょろしていたのですが豆腐らしきものは見つからず。。。
ようやく顔をあげたおじいさんに、豆腐あります?と聞いたところ、「木綿?絹?」という普通の豆腐屋でかならず交わされるべき会話もなく、店の奥の冷蔵庫から巨大な袋をだしてきました。値段は300円ぐらいだったかな?

なんと重さは1キロだそうです。
ずっしりと重い豆腐。もうこうなると豆腐というより別の食べ物に思えます。


大沢温泉の自炊部の炊事場で、早速ザルにあけてみたのですが、重いし、固めだし、小ぶりの包丁では手こずるぐらいの圧倒的な存在感。
お肉の固まりを切り分けているかのように、本日の食べる分を切り出し、残りは浸水させて冷蔵庫に保存します。


こちらは春のセリ菜をいれた、お豆腐の鍋にしたてたものです。本日のメインディッシュ。

またある日は、ずっしりとした固さをいかした豆腐ステーキ。
青いねぎと一緒に炒めて、最後に香ばしく醤油をかけまわして出来上がり。


朝のみそ汁には必ず野菜ア~ンド豆腐(それもかなり大きめ)と、朝も晩も豆腐づくしのメニューで、2人で1キロの豆腐を3日で美味しく食べきりました。

個人的にはシンプルな冷や奴にしたてて、上に柚子胡椒や、わさび菜の出汁醤油漬けなんかを載せたものが、大豆の味がすごく濃く感じられて好きでしたね。


よろく屋の1キロ豆腐、他の方のブログには、盛岡のデパート「カワトク」でも購入できると書いてありました。
# by koinukoguma | 2012-05-22 23:34 | 東北のおいしい | Trackback | Comments(0)
秋田 八幡平の桜と雪の回廊
昨年も、岩手と秋田県境のエリア一帯で「温泉と桜の名所」スタンプラリーを実施していましたが、今年は同じエリアで「桜と雪の回廊」をテーマにしたスタンプラリーをやっていました。


岩手県の松尾村を起点にする山道の名前は「アスピーテライン」。
その山道の雪を左右に切り分け、両脇に高く白い雪の壁を積み上げたその姿、白い両壁が、あたかも「雪の回廊」なんです。
その雪の回廊が開通したと聞き、早速ゴールデンウィークの初日に松尾村へGo。

天気にも恵まれ、青い空に白い雪の壁が映えて、圧巻の景色です。
これだけきれいに除雪して、雪を切り立てて、積み上げ、崩れてこないようにぺたぺたと押し付けて壁にするなんてさぞかし大変な作業だっただろうな、と思います。


素敵な事に、このアスピーテライン。無料通行できるんですよね。
これだけ、シーニックビューを連続して見れるなら、いくばくかの通行料をとってもいいと思うのですが、なんと太っ腹な岩手県&秋田県。もっとたくさんの人が観光にきてもおかしくないと思います。


帰りに山頂にある藤七温泉に立ち寄って、残雪雪見風呂をきめこもうと思いましたが、通行止めが解除された翌日だった事もあり、おやすみされていました。残念。

この雪の回廊、車で通るだけじゃなくて、駐車場に車を停めて歩く事もできるんです。
すごいですね。ふざけて頭突き、、の図です。雪はやはり冷たかったです。

# by koinukoguma | 2012-05-21 22:48 | 東北の風景 | Trackback | Comments(0)
東北 山菜三昧 春の味覚満喫
水上勉の「土を喰う日々」というエッセイは私の大好きな本のひとつです。
自然、畑からの恵みをこれまた自然体で料理し、その12ケ月の日々のいとなみを綴ったこの名著の、4月の章のテーマは山菜です。

高原の凍土をひたす水の生見、それにほぐれてがとけ、土がとけ、その養分を吸って芽吹いた草々の、いのちのつよさと美しさが胸にこみあげてくる。

と綴られているのですが、東北の山菜がいっせいに芽吹くこの一瞬の時期、私の胸にも同様に食欲がこみあげてきます。

東北のあちこちの「道の駅」、「無人販売の露店」、「スーパーの地元野菜コーナー」、ちょっと気をつけてみていると、今朝、近隣のおじいちゃんが山に分け入ってとってきた、つやつやした山菜が、東京では考えられないぐらいの安価で溢れんばかりにならんでいるのを見る事ができます。

小岩井農場の近所のほったて小屋のような露天で購入した山菜の王者、たらの芽。
こんなにぷりぷりのたらの芽が、一パック200円。


さっそく、芹の若芽や、行者ニンニク、路地で自分でつんできたふきのとうなどと一緒に天ぷらにします。


また、天ぷらばかりでは量が食べられないので、こごみは湯がいてアクを抜いてから出汁醤油に、からし(それも高級なのではなくて安くて黄色いので十分)を混ぜたからし醤油であえたおひたしにして頂きます。


また、今年の大ヒットは「わさび菜」これを刻んでさっと湯がき、ビニール袋に濃いめの出汁醤油を入れて、また余熱の残っているわさび菜を入れてそのまま冷める間に味をふくませます。
これは、あつあつご飯のおともにもぴったり。また、冷奴の上にちょんとのせれば、わさびと醤油いらずのオツなおつまみとなり、もう毎食手放せない春の味覚となりました。

大沢温泉の自炊部には、山菜マスターといえる程の地方のお母さんがたくさんいて、地元新潟で採取し、濡れ新聞紙にくるんでもってきたという、山ウドをお裾分けしていただき、その上、仲良くならんで、固い部分を包丁でこそぎながらのお料理教室も始まってしまう程です。


四季の中で、この山菜程東北を強く感じさせる食べ物はないのではないかと思います。
採取できる時期が短いのもはかなくて、時期が終われば、また来年もクマのようにたらふく山菜を喰らいたいものだと思うしだい。
水上さんの思想とはかなり違いますね。
# by koinukoguma | 2012-05-20 21:13 | 東北のおいしい | Trackback | Comments(0)
岩手 小岩井農場 一本桜の景色
岩手県の最も有名な桜のひとつ、それは小岩井農場にある一本桜です。
NHKの連続テレビ小説で一躍有名になった桜。
凛としたその姿が日本人のハートにずんときます。


実際に目にすると、広大な牧場に、日射しをさける目的か、一本だけ植えられた桜。
そしてその後ろには岩手山の雪を山頂にまとった青い姿がどーん!と映えて、本当にフォトジェニックな姿です。

今年の東北は、ず~っと寒い日が続いていてなかなか桜が開花しなかったのですが、ゴールデンウィークの前半に突然ぐっと暖かくなり、その暖かさにこれまで成長をとめていた木の芽が「あ!大変。咲かなくちゃ!大変、大変」と、ぐいぐいと花を咲かせて、あっという間に散っちゃった。という感じでした。


ほんの一瞬の桜を見る為に、小岩井農場の近辺は大渋滞。
普段は静かな国道が、他県ナンバーの車で長い行列です。
大型観光バスも乗り付けて、制服を着たバスガイドさんが「写真を撮影したらすぐにバスに戻ってください~」とマイクで叫んでいるぐらい。もう、押すな押すなの大混雑です。


残念ながら今年の春は、桜の後ろに岩手山のきれいな姿を見る事ができず、上のほうには雲がかかっている状態でしたが、それでも桜と、牧場の緑(それも菜の花の黄色がふんわりとかかっている)と、岩手山のふもとの景色があいまって、一瞬の岩手の春を実感できたと思います。

来年こそはぜひ、カレンダーみたいな美しい景色を見たいな~と思っています。
# by koinukoguma | 2012-05-18 00:48 | 東北の風景 | Trackback | Comments(0)
秋田 刺巻湿原 水芭蕉の群生
ちょっとブログアップが遅くなってしまいましたが、ゴールデンウィーク期間に、秋田県の田沢湖近辺にある刺巻湿原にある水芭蕉の群生(自然!)を見に行ってきました。

今年の、ゴールデンウィーク前半の異常な程の暖かさのせいか、いつもよりも成長速度が早く、群生の花は青青とした水芭蕉の葉に覆われて、白い花が目立って見えない状況でした。
残念。

本当は、ほうれん草みたいな青葉がのびる前であれば、白いお花が咲き乱れる自然そのままの姿が見えたのですが。。。


でも、水のきれいな湿原ならではの水芭蕉の群生。
木でできた遊歩道の中を、水芭蕉を眺めながら歩くのはいいものです。


毎年、春のほんの一時期だけ咲く群生を見に、毎年通いたいと思うスポットです。
# by koinukoguma | 2012-05-16 23:05 | 東北の風景 | Trackback | Comments(0)
秋田 やまとしずくのヤマトルネード 純米吟醸 生酒
正直、秋田の地酒はどれも旨いです。

「雪の茅舎」、「天寿」、「鳥海山」。。。
秋田の地酒の中でも、まだ雑誌などでもノーマークで、「十四代」みたいに、東京の居酒屋さんでプレミアついて一合1200円、とかいう、普通ののんべぇには手の届かない地酒になっていない貴重なお酒の銘柄に「やまとしずく」というお酒があります。

お願いだから、有名にならないで。間違ってもdanchuとかで特集しないで。という偏愛地酒の一本です。

盛岡から、水芭蕉の群生を見る為に車を走らせていた田舎道で、偶然見つけた酒屋さん。
窓ガラスには、書き初めみたいに、お酒の銘柄、それもかなりマニアな感じのお酒ばかりが大書されていて、気になってUターンして立ち寄った酒屋さんです。


その名も「五十嵐酒店」。
いかにも、東北人な純朴な若い店主が、あまりやる気なさそうに店番しています。
お店の中には、今や秋田でもなかなかみつける事ができない「白瀑」など、秋田の名酒がずらり。
なかなか取り扱いが少ない「やまとしずく」も全種類が並んでいます。

店主に「やまとしずく」のおすすめをたずねたところ、カウンターの下に無造作に積んである段ボールを指差して「これ、、、昨日、酒蔵の人がもってぎたヤマトルネード。遠心分離機でつくったお酒らしいんだけど、俺もまだ味見しでなぐって、味、わかんねけど」って。

カッターをで段ボールを開けると見た事のないラベルの一升瓶。「やまとしずく」が遠心分離機で、ぐるぐる回して、酒米の旨いところだけを抽出したお酒、やまとのぐるぐる=トルネードで、ヤマトルネード。。。ベタですが許してあげてください。
「やまとしずく」では珍しい、生酒で、値段は3700円。
これは、買わねば!少々値段が高くても。

早速おうち、というか宿泊先の、岩手県は花巻市にある大沢温泉の自炊部で、山菜の天ぷらをあげたのを一緒に飲みました。


お味は、うわっ!と驚くぐらいふくやかでゴーシャスなお酒です。
こんなにゴージャスでなくても、いいのに。。と思うぐらいの華やかさ。本当にこの値段でいいの?と思うぐらい、内容の濃い、芯の芯のお味です。でも、お料理はシンプルなものじゃないと、お酒が勝っちゃうかなという感じ。

帰ってきてから、インターネットで調べたところ、このヤマトルネード、発売が5月8日となっていまして、五十嵐酒店さん、かなりフライングしていた事が判明。

あと、五十嵐酒店の店主、マニアな感じで3年前に購入した「天寿」。自分用にストックしておいたお酒、かなり時を経てこなれた味になったものを、利き酒させてもらいました。「試飲用のコップ、全部割れでしまって、ミッギーマウスのコップしかねけど」といいながら。
こちらももちろん、文句なく美味でした。


店主いわく、「見た目、酒屋にみえなぐって、バイク屋かと思われるんだけど、よぐわかったね」との事。
こういう酒屋が素敵です。
# by koinukoguma | 2012-05-08 22:50 | 東北の地酒 | Trackback | Comments(0)
青森 駅弁の大定番 八戸 小唄弁当
東北新幹線に乗車した事がある方は、皆さんご存知の、座席後ろのポケットにはさまっているフリーペーパーで「トランヴェール」という雑誌があります。
これ、フリーとは思えない程、記事も写真も素敵な雑誌で、「あ~、旅したい〜」と思わせる、魅力あふれる内容で、JR東日本の余力をみせつけるまくっていますが、私のこの雑誌のお気に入り特集に見開きのページにある、駅弁の特集があります。毎月、美味しそうな駅弁が写真入りで超詳細に紹介されていて、あ〜、この駅弁を食べる為に旅したい!と思わせる程です。

この連休、盛岡から函館まで、電車の旅を決行し、車の運転も気にしない、飲みまくり、駅弁食べまくりの旅行を期待して、東北新幹線のはやてに乗り込んだのですが、連休の混雑で、すでに盛岡の時点で車内販売の駅弁はすべて売り切れ。
残った食べ物といえば、サンドイッチのみという惨状。
悲しい思いで、鎌倉のサンドイッチ(何故?)をしょぼしょぼかじりながら新青森駅まで我慢。

スーパー白鳥に乗り換えの為に下車した新青森駅で、すかさず「押すな押すな」の駅弁売り場で、以前「トランヴェール」の特集で見て、「いつか食べてみたい~!」と思っていた八戸の小唄寿司を購入しました。


この八戸小唄寿司は、青森特産のニジマスと、しめさばを交互に、すし飯にのっけた押し寿司のお弁当。同じく、富山県の鉄板駅弁の「鱒の寿司」に似ていますが、こちらは魚の種類が二種で、紅白の彩りでより華やかな感じがします。


小唄寿司にちなんだ、三味線のばちのようなもので、食べたい分だけ切り分けて食べます。
東北ならではの濃いめのお味で、お弁当というよりはお酒によくあうおつまみのような風情です。


彼は、お魚好きの私にあわせていつもお肉が食べられないせいで、駅弁はお肉系をチョイス。こちらも青森県の蔦温泉の名物、青森シャモロックの「青森地鶏弁当」を旅のおともに。



こちらもすごく美味しそうで、ちょいとうらやましかったです。
たまには電車に揺られて、駅弁を食べながらの旅も素敵ですね。写真が、電車の揺れにあわせて少しブレて撮影されているのも臨場感、、、という事で。あれ?酔っぱらって、手ぶれしているのかな?
# by koinukoguma | 2012-05-07 23:31 | 東北のおいしい | Trackback | Comments(0)
水沢江刺の水田に映った夕陽
9連休、ばっちりお休みさせて頂きました今年のゴールデンウィーク。

今日の夕方、岩手の水沢江刺の駅から乗車した満席の東北新幹線「はやて」の窓からは、きれいな夕陽が見えました。


ちょうど、この連休ぐらいから水をはりだした、いくつかの水田(まだ田植えの時期ではなくて、その準備中)にこの夕陽のピンク色が映えて、なにもかもが紅くなって見えました。

新幹線の窓におでこをはりつけて見ていたのですが、カメラは「ごろごろバッグ」の中だったので、古い携帯の写真で撮影しました。

連休が終わってしまって悲しいですね。すごく楽しかったので。。。
3ケ月に1回ぐらい、大型連休があればいいのにな。
# by koinukoguma | 2012-05-06 23:41 | 東北の風景 | Trackback | Comments(0)

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