八幡平の後生掛温泉。ここは「内湯パラダイス」です。

最近は「露天風呂」を目玉にしている温泉が多い中、つやつやした大きな木の柱をまっとうな大工さんがまっとうに組み立てました!っていう感じの、堂々たる内湯のしつらえ。
お湯は茶色っぽい、「ザ 温泉!」。力のあるいいお湯です。
そもそも後生掛温泉の由来は、病気の人が馬の背にのって温泉にたどりつき、ここんちで湯治しているうちに病がけろっとなおって、帰りは走って帰る。というぐらい神通力(?)のあるパワフルな温泉からきているそうです。

露天がなくても、源泉掛け流しの泡風呂(ジャグジーですね)や、底につやつやした泥がたまっている泥風呂など、それぞれのお風呂のしかけが楽しくて、全くあきずにいつまでものんびりはいっていられます。
泥風呂の底の泥なんて、地中海やらエーゲ海のエステシャンなら一財産築けそうなぐらいの良質な泥で、女子風呂の一番人気もこの泥風呂。
老いも若きも、泥を顔や首に塗りたくって、天然泥パックをしながら温泉につかってます。ははは。
ここのお風呂の一番有名なのが「箱風呂」。
個室、、というか、ひとりひとり小さな木の箱にはいって、首から下を天然の蒸気でほかほかと蒸しあげます。
箱にはいって、首だけを「ぬっ」とだした姿はさながら斬首刑のさらし首。
女子風呂は、その色気のなさからか、箱風呂は全く人気なし。
箱の両開きのふたをあけて、お尻から、そろそろと中にはいり、木の椅子に腰をかけ、首だけだしてふたをしようとしたところ、肩がつっかえてどうにもしっくりとさらし首状態に慣れません。
どうやら、箱の中の木の椅子に、背の低い人でもちゃんと顔がだせるようにお尻の下に敷く木の板が何枚もつみかさねられていて、それが上げ底の役目を果たしていた為、一般的東北女性(特に妙齢の。。)に比較したら背の高い私は、首がうまく出なかったみたいです。
箱から出て、上げ底の板を何枚か抜くとちょうどしっくりと板の上から首が出せました。
サウナなんかと違って、自然のしっとりした蒸気に蒸され、自然な汗をかくのはなかなかいいものです。

しかし、写真は彼が男風呂でこっそり撮影したものなのですが、見事に曇っていて、何がなんだかよくわからないですね。
後生掛温泉の売店には「黒卵」という温泉で真っ黒になったゆで卵を売っていて、これまた温泉風味で美味です。